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**  いくつかの実験。
今日も犬がかわいくてブラボーな日ですね!
福岡は大雨だし、朝から家族と猛烈な喧嘩をしたんですけど。
身体の調子がいいというのはそれだけで幸せです。単純なのです。

そう、実は身体のコンディションって、精神衛生上ものすごーく大切なんですよね。
マクロビオティックでは「身体も心も変化する」と言われますが、本当のことだとわたしは思います。
実際に、自分自身がびっくりするくらいに変わってしまったので。

植物性中心の食べ物の持つ、穏やかなエネルギーのお陰で心がととのう…
という側面もあると思いますが、
一番重要なのは何より、「身体がすっきりすること」なんだと思うのです。
身体と心はとても緊密に結びついていて、身体がすっきりすると、心もすっきりしてしまう。
実はそういうとても単純なものなんです、人間ってやつは。

最近、そのことを再確認しました。
ほんとうにそうなんだな、ともちろん思ってはいたんですけど、
「本当に本当にほんとうにそうなのだ」ということが改めてわかったのです。
くどいくらいに書いてますが、こういうのって実際に「身体がすっきりすると心もすっきりするんだ!」
という、「あの感覚」を体験してみないと、なかなか信じられないのではないかなぁと思うので。

その再確認のきっかけ、というのがですね。
……「便秘」だったのです。

先日の土日に東京に行ったのですが、わたしはただでさえ旅行中は滞りやすい上に
どうしても外食が続くし、フレッシュなものの摂取量ががくんと減ってしまうので仕方がないのですが
あそこまで見事に、まるまる2日間も便秘になったのは久しぶりでした。
でもまぁ、滞在中は特に問題もなくそのまま家に帰ってきたのですが。

翌日の朝、ものすごーく身体がだるいのです。
起き上がれないし、動きたくない。
で、なにがきっかけかも思い出せないくらいにくだらないことで母親とケンカをして、
いつもならすぐに直るはずの機嫌もなかなか直らないまま、家を出たのでした。
さすがに会社に着いたころにはすっきりしていたんですけど。
けれどそのときは単純に疲労のせいだと思ったのです。
土日まるまる動き回っていて、帰ってきたのは夜の10時を回ってからだったし。
疲れてるからだるいし、イライラするのかなぁ、と。

そのまま午前中は仕事をしていたのですが、やっぱり身体が重くて辛い。気が滅入って仕方がない。
ああ、やっぱりわたしの体力では、土日なしっていうのは無理だったのかなぁ…
とか、反省モードに入っておりました。
しかし。

途中でですね、便秘が解消されたのです。そう、2日分を取り戻すくらいに。(詳述は避けますが。)
そうしたら途端に、体も気分も明るくさわやかに軽やかに、解放されてしまったのです。

控えめに書いて、ものすごくびっくりしました。
ええええ、こんなに違うの!!?みたいな。
そしてだいぶ情けなくなりました。こんなことであんなにイライラしてたのか…と。

それからはるんるんと鼻歌混じりに(実際には歌わないけど)仕事をこなし、
気分も明るく身体も軽く過ごせたわけです。
母親には、昼休みに「どうやら便秘のせいで今朝は頭がおかしくなっていたようだ…」と
謝りのメールを入れておいたのでした。
(返事:「便秘(笑)もなか(※東京土産)食べていい?」あああ、不機嫌じゃなくてよかったぁ)

そんなわけで「便秘→血液の汚れ、身体が酸化→怒りっぽくなる」ということは知ってはいたのですが
実際に体験してみると、本当にそうなのだ!ということがよーくわかりました…。
そもそもですね、わたしは昔から便秘体質だったのですよ。
「毎日お通じ」という習慣はまったくなく、たぶん5日に1回とか?(覚えてさえいない)
昔からそれで当たり前だったので、「便秘」という概念さえなかったんですよねー。
つまり、昔はずーっとあのイライラ状態だった、ということ。
たぶんイライラではなくて、落ち込んだり、集中できなかったり、そういう別の方向で
心を不安定にさせていたのだろうなぁ、と思います。

マクロビオティックを始めても、なかなかお通じは安定せず、2、3日に一度とか。
それでローフードを始めてからはほぼ毎日、しかも数回はあるようになりました。
こうなってみると、もうそのスッキリ感がないと耐えられないみたいです。

こないだのバリ旅行では、毎日ものすごい量を食べてたんですが、60%~がローフードだった
お陰か、毎日ものすごいディスチャージ(笑)で、全然疲れもせず快適だったのです。
やっぱり、出す力って大事。溜め込まないことって大事だなぁ、と再確認。

あとですね、「寝る前に食べる」というのも相当身体にキますね、あれは。
昔のわたしって、「お腹いっぱいじゃないと寝られない」という人だったのです。
思えば小学生のころから夜食だらけでしたね。母親が寝ちゃっても、父親の深夜の帰宅を待っていて
2人で一緒にラーメン食べたりとか、布団の中でチョコ食べたりとか…
マクロビオティックを始めてからしばらくしても、「お腹をいっぱいにして寝る」というクセは
なかなか治りませんでした。
ひとつには、低血糖症で血糖値が安定しないから、
「常に食べていたい」って状態だったんだと思います。

それでもまぁマクロビオティックを始めてから、
「夜寝る前に食べるのはあまり良くない。(あまり、じゃなくて実は相当良くないのですが)
 出来れば3時間以上、最低でも2時間は何も食べないようにする。
 寝ているときは食べ物を消化できないため、未消化のまま腐敗して毒素になってしまう」
ということを知り(つまりそれまではそんなこと知らなかったし、考えもしなかった…)
少しずつ努力して、1時間空け、2時間空け…となるべく習慣づけていく内に、
最近では気がついたら
「夜遅くにはなんにも食べたくない」(但し、おいしそうなお土産などがある場合は除く)
と、特に無理なくそういう感じになっていたのでした。

けれどこの間、またそれをちょっと無視して、「夜お腹いっぱいにして」寝てみました。
確かものすごいお腹が空いてた日だった、のかな?もう覚えてないけど。
食べたかったのもあるし、どうなるのかちょっと興味があったので、試してみたかったのです。

翌朝。
「もう夜遅くに食べたりしない!」と、早速後悔していたのでした…。
身体が重くて、だるくて、何かが溜まっている感じがありありとわかるのです。それが辛い。
ものすごーく余計なものを抱え込んでいる感じがとても不快。

というわけで、「便秘」と「寝る前に食べる」ことの弊害のお話でした。
こういうのを体験すると、以前は「こういうことは身体にあまりよくないんですよ」と聞いてはいても
「まぁ、そうなんだろうな」という感じで、実際に理解して納得できてはいなかったのですが
実際に体験して再確認してみると、本当によくわかるのでした。

そして更に思ったのは、
「ああ、いつの間にか随分と自分がすっきりしていたんだな」ということ。
以前はその状態が当たり前で、なんとも思わなかったのですから。
それが自分にとって「不快」なのだ、と自然に感じるようになったことを再確認できました。
たぶんこうやって、一個ずつ「当たり前」が増えていくのでしょう。
頑張ったりあきらめたりしながら続けていくうちに、知らず知らずに。
by macrobi_pirico | 2009-02-22 15:06 | からだやこころのあれこれ
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