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**  イベント販売、無事に終了しました♪
さて、昨日のイベント販売ですが…無事に終了しました。
あいにくの雨で、神社の奥深くで開催という条件的にちょっと残念な感じだったのですが
それにしてはわりと満足の行く結果なのではないかなぁと思います。
イベント販売、無事に終了しました♪_a0098897_9591993.jpg
イベント販売、無事に終了しました♪_a0098897_1022195.jpg
メニューは最終的に、こんな感じになりました。
○クッキー(各5枚入り)
・くるみクッキー…200円
 (オーガニックのくるみをたっぷり、メープルシロップで甘味をつけたさっくりクッキー)
・ココナッツレモンサブレ…150円
 (甜菜糖のやわらかな甘味に、オーガニックのレモン果汁とココナッツフレークで
  さわやかなフレーバーをつけたさっくり・サブレタイプのクッキー)
・オートミールクッキー…150円
 (オーガニックのレーズンペーストをたっぷり使った、しっとりタイプのクッキー)
●パウンド(それぞれ、パウンド型1/6カット)
・にんじんと甘酒のパウンド…150円
 (無農薬のすりおろし人参が皮ごとたっぷり。発芽玄米甘酒とレーズンで穏やかな甘さ)
・グレインコーヒー・マーブル・ライスパウンド…150円
 (穀物コーヒーでマーブル模様にした、米粉100%のパウンドケーキ。
  無農薬八朔の皮のすりおろしを入れて、さわやかに仕上げました)

いろんな方から「安すぎるんじゃない?」というお声を頂きましたが、
今回はわたし自身の趣味的な活動だったので、これで満足です!
ほんのちょっぴりだけど、お小遣いも増やせたし。(今、ものすごく貧乏なので嬉しい・笑)

安いおかげか、お客さんが少なめだった(すみません)わりにはよく売れてくれて、
ココナッツレモンサブレが少し売れ残っただけであとは売り切れでした♪
うーん、ココナッツレモンサブレはなぜ受けが悪かったのだろう。不思議です。
甜菜糖だから、こだわってる方には向かなかったのかな?とも思ったけど、
ほとんどの方は説明書きとか材料を見ないでぱぱっと直感的に買っていかれた
感じだったんですよねぇ…。インパクトが弱かったのかな?
大小の葉っぱ型にして、見た目もかわいくしたつもりだったのですが。
ちなみに一番最初に売り切れたのがオートミールクッキーでした。

ただ、数人の方が「クッキーがおいしかったので、もうちょっと買っておきます!」とか
「全種類、もう一個ずつ買っていきます」と2回目に来てくださったのは嬉しかったなぁ。
お口にあうかどうか、やっぱりそれはいつでもドキドキなので。

そうそう、それから知り合いの方にもお買い上げいただいて嬉しかったです。
お隣のブースのNPO希望さんにも、全種類買っていただいたりとか。
お手伝いに来てくださったお友達もたくさん買ってくれて、ほんとにありがたい限り。
みなさまのやさしさが心に染みました…。じんわり。
TAO塾の波多野さんとも少しお話しする機会があって嬉しかったです。

当日お買い上げくださった方、いろいろと助けてくださった方々、ありがとうございました!
メールで相談に乗ってくださったり、当日もお手伝いしてくださったり。
日曜日に休みをくれて、バイトも早めに上がらせてくれて、
さらにアドバイスまでくれたバイト先のシェフも。
あと、台所を貸してくれたりメープルシロップをくれた(笑)母親にも感謝です。
それから、がんばってついてきてくれたへなちょこな自分の身体にも。



個人的に…今回はほんとにいい経験が出来たと思います。
それというのも、わたしにもやればできるんだ!という実感が得られたので。

それぞれクッキーは15~17袋くらいだったので、大体250枚くらい。
パウンドは2種類×3本で6本。で、36袋。
まずメニューを決めて、材料を決めて、試算をして、実際に買い出しに行って、
値段を決めて、作って、ラッピングをして。
(メニュー決めと値段決めには、友人に相談に乗っていただけて本当に助かりました!)
当日渡すチラシとか、展示する説明書きとか、ディスプレイのためのグッズとかも
一人でちまちまと用意して。

卒業式の翌日に買出し、その次の日からバイトが終わったあと仕込みと準備…と
短い間でしたが、フル稼働で頑張りました。
(とはいえ、主婦ではないので家事をしなくていいのがらくちんなところですが)
クッキーは前々日までに大体焼き上げておいて、パウンドは前日で…という感じ
だったのですが、ラッピングやら当日の持ち物の準備やらをしていたら、
前日は夜中の3時半までかかってしまいました。
翌日は朝7時半起きでごはんを炊いて、おにぎりを作って、
雨の中、ワイパーの連続稼動がわからないまま車で護国神社へ。(笑)

ハイになっていて気がつかなかったのですが、相当疲労が溜まっていたらしく
昨日は帰ってきたらむしゃむしゃとイベントで買ったマクロビオティック弁当をたいらげ、
そのあとで愛犬と一緒にぐーぐー深い眠りに落ちてました。
(この辺、かなり本能に従って行動するようになっています)

一昨日の夜から二の腕の辺りが痛いのは、単なる筋肉痛?と思ってたんですけど
気がついたら膝の裏も痛くて、「あ、リンパが腫れてるんだー」と気がつき。(ニブイ…)
疲れてくるとリンパが腫れてくるクセはいまだ健在のようです。
お疲れ具合のバロメーターになってくれてるのでありがたいですねぇ。

なので、昨日の夜は思いっきりたっぷり寝ておきました。
今朝もちょっと身体は痛いですが、大分回復してます。
今日はレストランが定休日なので、ゆっくり休んでおこうと思います~。

まぁ普通といえば普通のことなんですが、以前のわたしにはできなかったことだなぁ
と思うと、ひとり静かに自己満足しております。
ちょうど母親が旅行でいなくて、頼れる人がいなかったのが却って良かったと思うし。

身体は若干ボロボロですが、それでもイベントが終わるまで問題なく動けていたのは
やっぱり自分で「やってみたい、やってみよう」と決めたからだし、
やっている間もクタクタだったけど、それでもわくわくして楽しんでいたからだと思うのです。
(実際に、かなり疲れたけど楽しかったなぁ…またやりたいです!)

自分でやってみたい、と思ったことをわくわくしながらやること。
そうすれば不思議と力が湧いてきて、身体が動いてくれること。
そういう感じを、わたしはずーっと忘れていたと思います。
思い出したのは、ほんとについ最近のこと。
ものすごく長い時間をかけて、少しずつ、いろんな人の力を借りて思い出しました。

いろいろ考えずに、正直に書いてみますね。
やたらと長いので、自分のためだけの覚え書きです。

わたしは一般的に、「進学校」と言われる高校に通ってました。
そこに入ればいい大学に入れるに違いない、と世間的に思われてるような高校ですね。
その高校のモットーは、「文武両道」「社会・国家の役に立つ人材になること」。
(ええ間違いなく、だいぶ右寄りでした・笑)

優秀で、魅力的な人がたくさんいる高校でした。
先生方も少し風変わりだったり、高い理想を持つ「教育者」だったり。
中には学校の誇りを単に「よい進学率」のための餌にしているような先生もいましたが、
本当に「世の中の役に立つ人間を育てよう」という意気のある先生もちゃんといました。

そういう恵まれた環境の中で、それでもわたしがそこで身につけたのは
「自分には意味がない」という価値観でした。

わたしはそもそも、目標に向けて頑張って勉強したりするタイプではないのです。
中学校まで、なんとなくのほほんと生きてきた人でした。
けれど、高校に入ってわたしが受け取ったメッセージは
「世の中の役に立つことじゃないと意味がない」
「目標に向けて頑張っていない人は価値がない」というもの。

たぶん、先生方の言葉や校風が本当に伝えたかったのは、
そういう方向性ではなかったのだと思います。
恐らくわたしの方が、その言葉の真の意味をきちんと受け止められるくらいに
心も育っていなかったし、身体のコンディションもよくなかった。
マクロビオティックで言えば極陰性で、自分に極端に自信がない状態。
それから変なところで真面目で考えこみやすかったのです。

かたや、わたしのやりたいことと言えば「自分の感覚を楽しませること」でした。
例えば部活にしても、わたしはコーラス部だったのですが、
歌うのが好きだったから、楽しく歌えて、ちょっと上手になれればいいなぁと思ってました。
けれどそこは…どっちかというとスパルタな感じでした。
大会でどれだけよい成績を残せるか、それから個人にも独唱の大会に出ることを
すすめられたり、そのための練習があったり。
要するに、わたしにはプレッシャーがきつかったんですね。
友達と練習するのは大変な中にも楽しさはあったけれど、
プレッシャーの中で楽しむタイプの人々と、当時のわたしには大きな開きがあったようです。

そういう自分が嫌いでした。
上を目指そうと思うとプレッシャーになってしまう自分。
高邁な目標に向けて頑張れない自分。
自分の能力を、最大限発揮しようとしていない自分。

日々の勉強にしても、いい加減で遅刻やら忘れ物だらけの自分。
中学まではそれでも「これがわたしのキャラクターだもん」と思っていたし、
それでも成績がよければまぁいいか…という雰囲気の中でのびのびやってましたが
高校に入ると周りは自分より優秀な人ばかり。
まぁ要するに、調子に乗っていた部分もあったのでしょう。
そこに自信とかそれまでの価値観ががらがらと崩れ去ってしまった。
さらには精神的にもあんまりいい状態じゃなかった。

で、わたしはそこで
「自分だけが楽しくても意味がない」という強固な価値観を身につけたのでした。
より良くならなければ、わたしの楽しみなんかには全然意味はないのだと。

それからCFSになり、寝たきりになり、マクロビオティックに出会い、
なんとか身体は回復して、大学に入学するわけです。

でもわたしはずーっと、自分がやりたいこと、という感覚がわからなかった。
何かやるときも、いつも「それになんの意味があるのか」ばかりを考えていて、
結局実行しないことばかりでした。
意味がなければやっても仕方ないと思っていたし、失敗する恐れも強かったから。

けれどここ最近気がついたのは、「意味」には価値なんてない、ということ。
特に「上を目指す」「よい成績を残す」という世間的な意味には。
もっとも大切なのは、自分にとってどういう意味があるのか、ということ。
そして例えば、「自分がわくわくするから」というだけのことでも、
それは本当に大切な「意味」なんだ、ということ。

だからわたし、去年辺りから、徹底的に「やりたいこと」しかしませんでした。
義務感から頑張っていたことを全部やめて、心のままに行動しました。

そしたら、「何もしたくない」という選択肢が一番に出ました。(笑)
まず、バイトをしなくなりました。
学校も適度にさぼって、最低限度しか行かなくなりました。(友達に会いたいときとか・笑)
家でお菓子を作ったり、ピアノを弾いたり、縫い物をしたり、
そういう「自分のささやかな感覚を楽しませること」に没頭してました。
それでいいんだ!と思うようにしました。
意味は考えずに、感覚の遊びを心行くまで楽しもうと思いました。
久々にゲームをしてみたり、本をたくさん読んだり(マンガも!)。

それから徐々に、徐々にですが「何もしなくてよい自分」に慣れてくると、
逆にそれが物足りなくなってきたのでした。
そこに至るまでに、またいろいろと気がついたり人との出会いがあったりしたのですが。

意味がなくてもいいし、失敗してもいいし、みっともない思いをしてもいいから
もっと何かやってみたい、自分を楽しませたい!と思うようになりました。
楽しいっていうのは、ラクで安逸で…ということではないんですよね。
大変なことも、苦労もひっくるめて、やりたいことなら「楽しいこと」。
そして自分ひとりの世界にとじこもってても、楽しさには限界があるんだなぁと。

どんなに「意味」あることでも、自分が楽しくなければまったく意味がない。
そしてたぶん、自分のワクワクすることをつきつめていけば、
その先には必ず「意味」が生まれるのだとも思いました。
最初から「意味」のために行動するのではなくて、結果として「意味」が発生する。

で、段々何が書きたいのかわからなくなってきましたが(笑)
今回のイベント参加も、どんな意味があるの?と言われてもよくわかりません。
あえて言えば社会的リハビリ?というのでしょうか。
でも「やってみたいなぁ」という興味だけが動機だったんですよね。
これがどう将来に繋がるのかなんて、わたしだって全然考えてません。
別にお菓子作りの人になりたいわけではないのですよね。
(一応夢というか、目標みたいなものは持っているのです…実現可能かどうかは別として)
そういうお菓子については、もっと器用でクリエイティブでパワフルな人が
やってこそ、素晴らしい仕事が出来るんだろうなぁと思ってるし。

今回のことに意味があるのかどうかなんてわからないけど、
でもやってみてよかったなぁと思っているのは確かだし、
学ぶこともとても多かったのです。
将来云々というより、もっと大きな流れの中で必要なことだったのだと実感しています。
やりたいと思ったことを計画して、実行して、実現すること。
そのプロセスにわたしは(今更ながら)新鮮な驚きをもって喜んでいるのです。
たぶんそうやって、生きていくことを面白がっていくことこそが
今までわたしが出来なかったことだし、これから学んでいきたいことじゃないのかなぁと。

もっともっとチャレンジできるし、学んでいけるはずだとも思うけど
とりあえずその辺は無理せずに、自分のペースで、自分の感覚で進みたいです。

そしてそういうことが許されている、ありえないくらいに寛容な環境に
感謝しつつも、必要な力だけを借りて、甘えすぎないようにしていきたいと思ってます。

うん、やたらと長くなりました。が、すっきりしました。
この辺のことは、もっときちんと整理してまたサイトにでも書いてみたいと思ってます。

しかし素直にエリート的な方向に興味が持てないのは、
昔っからわたしが「変わり者」だからなのかもしれません…。
そんなわたしが妙なやる気を出したことを、喜んでる両親も相当変わり者。(笑)
by macrobi_pirico | 2008-03-31 11:52 | 日々のこと
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CFSをきっかけに、マクロビオティックを始めました。こころとからだになみなみならぬ興味を持っています。by文(Aya)
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