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**  慢性疲労症候群の治療体験記、更新しています。
サイトに、慢性疲労症候群の治療体験記を追加しました。
今回は自然食のお医者さんに出会って受けた療法について書いています。

2つ追加しましたが、前半だけのっけておきます。
興味があったら、サイトに目を通されてみてくださいね。

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○ ある病院との出会い

命ある食べものを、よく噛んで食べること。
身体に負担をかけるものは摂らず、穏やかなものを頂くこと。
不必要な添加物などは避けて、自然に近いものを選ぶこと。

病気は外からやってきたものではなく、わたしたちの歪みが引き起こしたもの。
だから歪みを取り除けば、自然な状態…健康な状態が戻ってくる。

わたしたちの身体は血液から作られ、
血液は食べたものから作られる。
だから、よい血液にするためにナチュラルなものを食べる。
そうすることで、「病気」の寄り付かない身体が育っていく。

何かを付け加えたり、補ったり…と「増やすこと」ではなく、「過剰なものを引き算していく」こと。生命体としての「シンプルさ」に立ち返ること。
そういう「治療」が始まりました。
治療というより、ごく普通の、「基本的な生活」に戻しただけ…という気がしました。
聞いたこともない名前の薬を使うよりも、ずっと簡単でわかりやすい治療だなぁと思ったし、これを続けていけばきっと良くなっていくだろう、という希望を持つことが出来ました。
はっきりした治療法の確立されていない病気を抱えていると、「何をやればいいのかわからない」というのが大きな悩みになります。だから、「とりあえずこれをやろう」というものがあるとすんごく嬉しいのです。とりあえず頑張れることがある、というだけでも前進した気持ちになります。



そのように、KU大学病院での入院治療を断り代替医療での治療を選択したわけですが、問題がひとつありました。
それは、「かかりつけのお医者さんが居ない」ということ。

何かあったとき(病状の悪化など)のためのお医者さん、というわけではありません。
例えば学校に「どこの病院にかかっているのか?」という質問をされたときに、「どこにも行っていません」と答えるのは…やっぱりひじょーにマズイです。
「登校拒否」なのではなく、「病気で登校できない」のだということをわかってもらわねばなりません。そしてそれを説明するには、やっぱり「お医者さん」が必要なのです。
「自然療法で治す!」というと、なんとなく「もう病院は信頼しないわ!」みたいなちょっと過激なイメージがある気がしますが、突っ走りすぎることで学校を敵に回してしまうのは大きな損失です。
合理的に考えれば、やっぱりお医者さんが居た方がいい。オフィシャルな感覚というのでしょうか、現代医療を無視し過ぎないことも大切だ、と考えたのです。

(しかし、「登校拒否」とされている子の中にも、心だけでなく身体に対するサポートをしてあげるだけで、かなり回復する子がいるのではないかと思います…。)

それに、費用の問題もありました。
ずっと飲み続けていた漢方薬も、お医者さんの処方箋があればかなり安く手に入れることが出来ます…が、それまで処方してもらっていたクリニックのお医者さんとは治療方針が180度逆。そもそもCFSの治療が出来る環境ではなく、もう一度お世話になるつもりもありませんでした。

そこで母が見つけてきたのが、福岡市内のA医院。当時の我が家からは車で2、30分ほどの距離でした。
たまたま読んでいた自然食関係の本に、ちらっと名前が出ていた病院でした。なにやら院長先生自らが畑を耕したりして、自然食を薦めているお医者さんらしい…という情報。
「とりあえずこのお医者さんに診てもらったら」という母。
対するわたしは、重度の人間不信(自信喪失)の状態だったので、新しい環境が嫌でたまらず、「マクロビオティックで治すのに、診てもらってどうするの?」とぐずぐず。
けれども、結局は母に連れられて、しぶしぶそのお医者さんにかかることになります。
が、結果から言うと大正解。
「あのお医者さんにかかっていなかったら、確実に回復は遅れていた」と言えるくらいの、貴重な出会いだったのです。


○ 自然療法って、どれも気持ちいい


いったいどんな治療をするのかもわからず、「とりあえず漢方薬を貰えればいいのかな」という気持ちで行った、A医院。(因みに内科)
ちょっとお耳の遠い院長先生に、「慢性疲労症候群であること、車以外では外出できない状態で、いま食事を変えて治療をしていること」を説明。
すると、特になんのお返事もなく「じゃあその台に横になって。」と言われます。
カーテンで区切られた寝台に寝かされながら、「あの先生、慢性疲労症候群とか知ってるのかな(知らなさそうだなぁ)…大丈夫なんだろうか」とか、「漢方薬を出してもらって、それで終わり、じゃないの?」とか、いろいろ考えてました。

そこでの治療は、以下のようなものでした。
吸い玉療法。
温熱治療。
金魚運動器での治療(>>金魚運動)。
そして、ボディートークのマッサージ。
(それぞれ参考になりそうなサイトにリンクしています。)

吸い玉療法(カッピング治療)は、ガラスの風鈴のようなものを皮膚にくっつけて、中の空気を抜く…という感じのもの。大体背中~腰にかけて、毎回つけられるだけつけられてました。リンク先にもあるように、カッピングされた部分の皮膚が変色します。
鮮やかな紅色、黒味がかった赤色、黒味がかった紫色…と段階があるのですが、最初に治療を受けたときのわたしは、もう真っ黒というか真っ青というか、すごい色になりました。どれだけ殴打されたんだ、みたいな色。でも全然痛みはないのですが。大体2日くらいで消えます。
どうやら血液の循環が悪いところほど色も悪くなるらしく、その後治療を重ねるにつれ、わりと普通の紅色くらいでおさまるようになっていきました。
しかし変色の具合も体調によって変わり、その日の内に消えてしまう日があったり、3日以上残る日があったり…。特に体調の悪い日は、やっぱり色も悪いし消えにくい感じがしました。

温熱治療は、棒の先にじんわりと温かくなる玉がついているような温熱治療器で、背中をじーっとあっためてもらえます。「あつっ」となる直前ですすすっと次のポイントに移動していくのですが、これはあったかくてすごく気持ちよかったです。

金魚運動器も、思わず寝てしまう感じの気持ちよさでした。
つまり、辛い治療とかは全くありませんでした。
むしろ週一回の通院を楽しみにしていたくらいです。

それから、ボディートーク。
これが一番の収穫というか、オドロキでした。
…が、長くなってきたので次に詳しく書いてみます。
by macrobi_pirico | 2007-07-02 21:54 | 病気、慢性疲労症候群のこと
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CFSをきっかけに、マクロビオティックを始めました。こころとからだになみなみならぬ興味を持っています。by文(Aya)
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