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**  世界から、消えかかっていたわたし。
奥津典子さんのブログに、また素敵な文章が書かれていましたね。

"私はマクロビオティックと出合ってから
少しずつ、この自己否定と言う巨大な固まりを削っていったのだと思います。無意識に。"

すごーく失礼になってしまうかもしれないのですけど、正直に書くと
実のところ、彼女の中に「強烈な自己否定」があるのではないか、ということは
ずっとずっと感じていました。
著作やブログ、通信講座で触れる文章を読むたびに。

なぜなら、それはわたし自身の内側にもあるものだからです。
人は、自分の内側にあるものにしか、感情が動かされないイキモノなのです。
何かに感動するのも、好きになるのも、逆に強烈に嫌いになるのも
それと同じ要素が自分の中にあるから。

単にわたしが勝手に考えているだけなのですが、
彼女の文章がたくさんの人をひきつけているのは、それがあるからなのかなぁと。

マクロビオティックをやっている人は、やっぱり「自分を変えたいから」始める人が多くて
わたし自身がもろにそれなのですが、自己否定の強い人が多い気が…します。
というか、今の社会自体にそういう人が多いのでしょうけど。

つまり彼女の中の自己否定の感覚と、それに向き合う誠実で地に足の着いた、
そして何よりも「やさしい」アプローチが、多くの人共感を呼ぶのでしょう。

でも奥津さんは、その気持ちをちゃんと自分の原動力に変えていったし、
そうやって動いている間にきちんといろいろなものをつかみとり、
ちゃんと観察し、アプローチし、労わり、取り組んで…ということが
出来る人なのだなぁ、と思います。
そしてそれを適切に、共感的に、表現できる人。
何よりも深い慈しみを持った人。

自分を否定していると、世界がすごく美しくて尊いものに見えるのですよね。
自分のイメージが、立っている場所が、いつもどこかで薄暗いがゆえに、逆に
自分以外の、あらゆるものの「まばゆさ」に気がつくことができるのです。

でも、自分が薄暗いところにいなくっても、
「世界が一層きれいに」見えるようになった、というのは本当に素敵なこと。

たぶんこういう文章をご本人が読まれたら不快なのではないかと思うのですが
(他人に勝手にわかったつもりになってあれこれ分析されてもねぇ)、
万に一つもご本人が目にする可能性がないと思われる、ということと
深い尊敬に基づいて書いているので、ご容赦願いたいなぁと思っております…。
それから、これは単にわたしの自分勝手な妄想に過ぎないことをご了承くださいませ。

わたしの内側にもほとんどグロテスクとしか思えない自己否定感が根強くあって、
でもそれはかなり薄らいできて、今は本当にちっぽけなものになっています。
全盛期の頃の思考内容を思い出すと、本当にひどかったなぁとしみじみ。
そして、それこそがわたしの病気の根源なのだと、はっきり考えています。
わたしはかなり「意識的に」強大な自己否定と戦ってきました。
結果、戦っても無意味だということがよくわかりました…やっつける性質のものじゃない。

うつ病には「自己憐憫=自分はかわいそう、周りが悪いんだ!」というタイプと
「他者憐憫=周りは大変なのに、わたしは無力で情けない…」というというタイプが
あるそうなのですが、わたしは思いっきり後者の型だったので
自分以外のあらゆる人間が、イキモノが、世界の成り立ちがあまりにもまぶしくて
そこに自分がいてはいけないんだ、と本気で信じていたし、
本気で信じていたからこそ本当に存在が消えかかっていたのだと思います。
そうやって「世界から消えていく手段」がわたしの「CFS」という病気だったのだなぁと、
自分についてはそう考えています。他の人のことはわかりませんが。
そういうわたしを「消さないように」と、一生懸命呼び戻してくれた家族と
数少ない親しい人たちが居たからこそ、消えなくて済んだのだなぁと思います。
というか、消えなくてもいいんだ、ということを一生懸命、
それはそれはしつこく、何度も繰り返し、言葉と態度で教えてくれたから。

どうして自分を否定するようになったんだろう?と何度も考えて、
膨大な量の理由を見つけてきたけれど
理由を探すのと同じくらい、「じゃあどうしよう?」っていうのが大事なんだな
ということがわかってきたのは本当に最近のことであります。

でもやっぱりそんなのはある意味じゃ当たり前?のことで、
自分でも気づいていないだろうけど、強烈に自己否定をしている人というのは
たくさんいて(それもこれも自分に同じものがあるからわかるのですね)、
彼・彼女らがあまりに一生懸命にやさしくていい人で頑張っているのに辛そうなのを見ると
なんというか、きゅんと切なくなってしまいます。
そんなに真面目でいい人でいなくっても大丈夫なんだよ!って思う。
でもわたしも大なり小なり同じような感じなのだろうなぁと思います、けど…
まぁ大分いい加減でどうしようもない感じになってきてる気がします。昔に比べれば。

なんだかいろいろ考えていたところに奥津さんの冒頭の文章に出会ったので
さらにいつもにもまして、いろいろと考えてしまったのでした。
断食の報告はまた後日!
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by macrobi_pirico | 2008-07-03 21:09 | 病気、慢性疲労症候群のこと
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CFSをきっかけに、マクロビオティックを始めました。こころとからだになみなみならぬ興味を持っています。by文(Aya)
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